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repository.properties

OZ Serverのリポジトリ(Repository)の動作環境を設定します。


REPOSITORY_TYPE

リポジトリタイプを設定します。

Value

Description

RDB

商用データベースと連動

db.propertiesでvenderオプションをUserと設定した場合はリポジトリをRDBタイプに使用できないため、User以外の別のベンダー設定してください。

RDBがMS-SQLである場合、MS-SQLを大小文字を区別しないオプションでインストールした場合はカテゴリー名とアイテム名のみ大小文字を区別せず、それ以外には大小文字を区別します。

HYBRID

RDBとNONEタイプが結合された形態。

RDBタイプの機能をすべて使用することができ、カテゴリとアイテムをアップロード及びチェックインする際に、NONEタイプの形態で特定のパスにバックアップします。

BUILTIN

OZ Serverが独自で提供するデータベースシステムを使用

NONE

ローカルファイルシステムを使用

グループとユーザー追加及び権限設定ができず、基本ユーザーであるadminまたはguestアカウントのみ使用できます。

サーバーリポジトリのアイテムは常にチェックアウト状態で表示して基本的にアイテムの履歴ロールバック機能をサポートしません。

アイテムの履歴及びロールバック機能を使用するためにはREPOSITORY_NONE_BACKUPオプションをtrueと設定してください。

REPOSITORY_DB_ALIAS

リポジトリタイプがRDBである場合、リポジトリとして使用するデータベースのエイリアス名を設定します。

db.propertiesに設定したエイリアス名で設定してください。

REPOSITORY_DB_OWNER

リポジトリタイプがRDBまたはHYBRIDの場合、リポジトリとして使用するデータベースの所有者名を設定します。

OZ Javaサーバーでのみ設定できます。

REPOSITORY_FILE_PATH

BUILTINタイプのリポジトリで生成されたファイル、またはNONEタイプでアップロードしたアイテムの保存パスを設定します。

REPOSITORY_HYBRID_FILE_PATH

HYBRIDタイプのリポジトリからNONEタイプでバックアップするカテゴリとアイテムの保存パスを設定します。

REPOSITORY_DISTRIBUTE_PATH

リポジトリマネージャーで[サーバーパスに配布]メニューをクリックしたときのアイテム保存パスを設定します。

REPOSITORY_QUERY_MAXBACKUPINDEX

リポジトリタイプがBUILTINであるときにバックアップされるログファイルの最大数を設定します。

REPOSITORY_QUERY_MAXFILESIZE

リポジトリタイプがBUILTIN時にログファイルの最大サイズを設定します。

ログファイルのサイズが最大サイズを超える場合、現在のファイルはバックアップファイルに名前を変更して、その後に発生したログから再記録します。

REPOSITORY_QUERY_IMMEDIATEFLUSH

リポジトリタイプがBUILTIN時のバッファのログをログファイルに直接追加するかどうかを設定します。

REPOSITORY_STORAGE_TYPE

レポジトリタイプがNONEであれば、レポジトリのストレージタイプを設定します。

OZ Java Serverでのみ設定可能で、Java Version 1.7以上でのみ適用されます。

Value

Description

LOCAL

ローカルストレージ

WEBDAV

WEBDAVリモートストレージ

AWSS3

AWS S3ストレージ

REPOSITORY_NONE_BACKUP、REPOSITORY_TEMP_DIRECTORYは動作しません。

REPOSITORY_STORAGE_ID

WEBDAVストレージに接続するユーザーIDを設定します。

REPOSITORY_STORAGE_PASS

WEBDAVストレージに接続するパスワードを設定します。

AWSS3_REGION

AWS S3ストレージのリージョンを設定します。

AWSS3_ACCESSKEY

AWS S3ストレージのアクセスキーを設定します。

AWSS3_SECRETKEY

AWS S3ストレージのセキュリティーアクセスキーを設定します。

AWSS3_BUCKET

AWS S3ストレージのバケットを設定します。

REPOSITORY_NONE_BACKUP

NONEタイプのリポジトリでアイテムのバックアップ機能を使用するか否かを設定します。

REPOSITORY_NONE_BACKUP_PATH

NONEタイプのリポジトリでアイテムをバックアップする時にバックアップパスを設定します。

REPOSITORY_NONE_BACKUP_ITEM_COUNT

NONEタイプのリポジトリでアイテムをバックアップする時にバックアップするアイテムの個数を設定します。

REPOSITORY_NONE_BACKUP_ITEM_VALIDDAYS

NONEタイプのリポジトリでアイテムをバックアップする時にバックアップファイルを保管する期間を設定します。

REPOSITORY_ITEM_NUMBER_PER_DIRECTORY

ディレクトリ当たり保存可能な最大アイテム個数を設定します。

REPOSITORY_HISTORY_ITEM_VALID_DAYS

アイテムの履歴を保管する期間を設定します。

REPOSITORY_TEMP_DIRECTORY

一時ファイル(*.czo、*.obj_stream.zipなど)の保存パスを設定します。

DELETE_TEMP_DIRECTORY

サーバーを起動する時に一時ファイルを削除するかどうかを設定します。

一時ファイルは、REPOSITORY_TEMP_DIRECTORYオプションで設定したパスに保存されます。

REPOSITORY_ACCESS_BY_HTTP_GET

サーブレットタイプOZ ServerからアイテムをGet方式で取得するか否かを設定します。

REPOSITORY_HTTP_GET_CHECK_SESSION

サーブレットタイプOZ ServerからアイテムをGet方式で取得する時にセッションチェックするか否かを設定します。

REPOSITORY_RDB_BUILTIN_GUEST_ACCESS

RDBまたはBUILTINタイプのリポジトリサーバーでguestアカウントで接続可能にするか否かを設定します。その他のタイプのリポジトリサーバでは常にtrueで動作します。

REPOSITORY_ITEM_CATEGORY_ACCESS_PERMISSIONS

RDBまたはBUILTINタイプのレポジトリサーバーで一般ユーザーとグループ管理者のカテゴリ/アイテム権限の設定機能を制限するかどうかを設定します。

trueであれば、一般ユーザーとグループ管理者自身が権限を与えられているカテゴリ/アイテムに対し、すべてのユーザーに権限を付与できます。Falseであれば、一般ユーザーは権限の付与が不可能で、グループ管理者は自分のグループに属しているユーザーにだけ権限を付与できます。

OZ_EXTERNAL_LOGIN.Active

外部APIと連携したログイン機能を実行時に使用するクラスを設定します。

NONEタイプのレポジトリサーバーではサポートしません。

OZ_EXTERNAL_LOGIN.Class

外部APIと連携したログイン機能を実行時に使用するクラスを設定します。

NETWORK_USER

レポジトリパスがネットワークドライブであれば、ネットワークの接続アカウントを設定します。

OZ .NET Serverでのみ設定可能です。

NETWORK_PASSWORD

レポジトリパスがネットワークドライブであれば、ネットワークの接続アカウントのパスワードを設定します。

OZ .NET Serverでのみ設定可能です。


サーバーguestアカウント注意事項

1.サーバーguestアカウントはOZ Server内部的に追加されたアカウントで、BuiltInまたはRDBタイプリポジトリサーバーのみ使用できます。

2.サーバーguestアカウントはOZ Server管理者が別途追加できず、Repository Managerにも表示されません。guestアカウントがRepository Managerに表示される場合は該当guestアカウントはサーバーguestアカウントではなくて一般guestアカウントです。

3.サーバーguestアカウントと一般guestアカウントはユーザーIDが"guest"と名前は同一ですが、Webでレポート、またはフォームファイルをid、パスワードを指定せずに呼び出す時、サーバーguestの場合は各アイテムに対する権限を設定しなくても表示され、一般guestの場合はguestアカウントに対する表示、読み取り権限を設定する必要があります。

4.guestアカウントに対するアイテム表示、読み取り権限を一々設定する不便さを改善する場合はREPOSITORY_RDB_BUILTIN_GUEST_ACCESSオプション値をtrueと設定してサーバーguestアカウント機能を使用してください。既に運用中である製品で一般guestアカウントが追加された場合はRepository Managerを使用して一般guestアカウントを削除し、REPOSITORY_RDB_BUILTIN_GUEST_ACCESSオプション値をtruと設定してOZ Serverを再起動してください。